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報告書

トカマク核融合装置による低域混成波電流駆動システムに関する研究

前原 直

JAERI-Research 2000-061, 104 Pages, 2001/01

JAERI-Research-2000-061.pdf:9.71MB

5GHz LHCDシステムに必要不可欠な大出力クライストロン,高周波真空窓,低ガス放出アンテナ及びプラズマ対向用アンテナ先端部モジュールの開発研究について報告する。クライストロン開発では0.7$$mu$$Pのビームパービアンスを用いた設計により715kW-63%の出力及び効率を短パルスクライストロンで実証した。高周波窓ではピルボックス部の寸法をオーバーサイズにすることにより1MW-CWが可能であることがわかった。低ガス放出アンテナの開発では、高温で機械特性に優れたアルミナ分散強化銅を用い、ガス放出率は300$$^{circ}C$$で4$$times$$10$$^{-6}$$Pam$$^{3}$$/sm$$^{2}$$の十分低いレベルであることがわかった。先端部モジュールの開発では炭素系繊維材を用い、46MW/m$$^{2}$$-100秒の定常運転を実証し、ガス放出率も十分低いレベル(10$$^{-5}$$Pam$$^{3}$$/sm$$^{2}$$: at 120$$^{circ}C$$)であることがわかった。

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